末永 敏和 Toshikazu Suenaga
略歴
- 京都大学法学部卒
- 京都大学大学院法学研究科博士課程中途退学
- 岡山大学法学部助教授、教授
- 大阪大学法学研究科・高等司法研究科教授
- 日本私法学会理事
- 大阪大学上海教育研究センター長(兼任)
- 華東政法大学日本法センター特別顧問
- 長岡技術科学大学大学院非常勤講師(企業コンプライアンス論)
- 龍谷大学法科大学院教授(定年退職)
主な取扱分野
商法(おもに会社法)、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、企業社会的責任、M&A法、中国法、金融商品取引法
資格・役職・弁護士会・その他の活動
- 一般社団法人日本事業再生士協会理事(法律担当)
- 元司法試験〔第2次〕考査委員(商法)〈2000~2005年〉
- 元日本政策投資銀行設備投資研究所顧問
- 元松下電工(現パナソニック)顧問
- 元松下電器(現パナソニック)法務本部顧問
おもな著作
- 『会社役員の説明義務』(単著、成文堂、1986年)
- 『株主総会の法理論』(単著、日本評論社、1991年)
- 『会社法演習ノート』(単著、日本評論社、1997年)
- 『コーポレート・ガバナンスと会社法』(単著、中央経済社、2000年)
- 『現代日本公司法』(単著、中国語・金洪玉訳、中国人民法院出版社、2000年)
- 『手形法・小切手法(第2版)-基礎と展開』(単著、中央経済社、2007年)
- 『会社法改革/取締役・監査役の法律』(単著、中央経済社、2001年)
- 『会社法(第3版)-基礎と展開』(単著、中央経済社、2002年)
- 『新株式制度の読み方・考え方』(共著、中央経済社、2002年)
- 『新コーポレート・ガバナンスの読み方・考え方』(共著、中央経済社、2002年)
- 『企業買収戦略と法務』(共編著、民事法研究会、2005年)
- 『商法総則・商行為法-基礎と展開(第2版)』(単著、中央経済社、2006年)
- 『テキストブック会社法』(編著、中央経済社、2006年)
- 『エグゼクティブ会社法』(編著、民事法研究会、2006年)
- 『中小企業の中国進出ガイド』(編集代表、中央経済社、2013年)
- 『LIVE解説講義本 平成18年~26年 商法』(単著、辰巳法律研究所、2015年)
- 『LIVE解説講義本 平成18年~28年 商法』(単著、辰已法律研究所、2017年)
- 『テキストブック会社法〈第2版〉』(共著、中央経済社、2017年)
- 『商法総則・商行為法〈第3版〉―基礎と展開』(単著、中央経済社、2020年)
- 『テキストブック会社法〈第3版〉』(共著、中央経済社、2021年)
その他、論文等100本以上(金商法関係を含む)。
おもな意見書
- 平成17年
- 四国銀行事件(第2審)
- 平成19年
- ブルドック・ソース事件(第1審、第2審)
- 平成19年
- モリテックス事件(第1審)
ひとこと
この度、堂島法律事務所に客員として所属することになりました。研究職が本業ですが、弁護士として登録後15年が経過しました。会社法のガバナンス分野(株主総会・取締役・監査役)、コンプライアンス、金融商品取引法関連、20年以上の中国関係から中国法の問題にもお役に立つかと存じます。研究と実務を結ぶ役割が果たせたらいいと思っております。微力ながら頑張りたいと思いますので、皆様のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。