大川 治 Osamu Ohkawa
経歴
- 1969年(昭和44年)生
- 奈良県出身 大阪大学 法学部卒
- 1996年(平成8年)
- 弁護士登録(修習48期)
堂島法律事務所入所
主な取扱分野
企業法務全般(特に株主総会指導その他の会社法務、商取引法)、金融法務(金融商品取引法、証券化等)、M&A・組織再編、債権保全・回収、知的財産・不正競争・IT・デジタル、情報法(情報公開・個人情報保護法等)、民事(特に不動産、借地借家)、訴訟、倒産処理・企業再生、刑事弁護
企業向けの講演・研修等にも積極的に取り組んでいます。
資格・役職・弁護士会・その他の活動
- GMOペイメントゲートウェイ株式会社 社外取締役(監査等委員)(2023年12月より。現任)
- 公認不正検査士(2018年10月認定)
- 与信管理士(民間認定資格:一般社団法人与信管理協会)
- 認定コンプライアンス・オフィサー(民間認定資格:コンプライアンス・オフィサー認定機構)
- 『The Best Lawyers in Japan(ベスト・ロイヤーズ・イン・ジャパン)』(企業法務・M&A分野)2009~2024に選定
- 燦キャピタルマネージメント株式会社 社外監査役(2007年6月)
- タイガースポリマー株式会社 社外監査役(2003年6月)
- 大阪弁護士会刑事弁護委員会(現任)
- 日弁連人権擁護委員会誤判原因調査研究委員会
- 国立大学法人大阪大学法学部非常勤講師(現任)
- 国立大学法人大阪大学大学院高等司法研究科兼任教員(学外)客員教授(現任)
主な案件
- ニノミヤ(家電量販店) 更生管財人代理(2005年)
- 福助(衣料製造販売) 民事再生申立代理人(2003年)
その他多数。
主な著作
- 「詳解 担保法改正と金融実務⑰ 『まとめ ~担保法改正のゆくえ』最終回」(銀行法務21 2024年8月号NO.915 経済法令研究会)
- 債権管理・回収のトレンド(ビジネス法務 2024年6月号 中央経済社)
- 「詳解 担保法改正と金融実務⑧ 『担保権の実行①~新たな規定に係る実行②~』」(銀行法務21 2023年11月号NO.905 経済法令研究会)
- 「要物契約の諾成契約化の倒産法への 影響(消費貸借・使用貸借)」(「民法と倒産法の交錯 債権法改正の及ぼす影響」 2023年10月 商事法務)
- 「詳解 担保法改正と金融実務⑦ 『担保権の実行①~新たな規定に係る実行~』」(銀行法務21 2023年10月号NO.904 経済法令研究会)
- 定款自治(ビジネス法務 2023年8月号 中央経済社)
- 「詳解 担保法改正と金融実務③ 『個別動産・個別債権を目的とする担保権の効力について②』」(銀行法務21 2023年6月号NO.899 経済法令研究会)
- 「詳解 担保法改正と金融実務② 『個別動産・個別債権を目的とする担保権の効力について①』」(銀行法務21 2023年5月号NO.898 経済法令研究会)
- 取引先企業との伴走型支援実践事例コース(共著 2023年 きんざい)
- 仕事の流儀を知る(ビジネス法務 2023年2月号 中央経済社)
- 【特集】業務委託契約の今日的課題『期限の利益喪失条項、約定解除条項に注意 業務委託先のリスク管理』(ビジネス法務 2022年11月号 中央経済社)
- 破産法上の否認権制度とどう異なる?詐害行為取消権の要件・効果(ビジネス法務 2022年5月号107頁 中央経済社)
- 最終回 企業価値向上のためのガバナンスの整備と不祥事防止⑧まとめ~ガバナンスの実践(銀行法務21 2022年1月号NO.879 48頁 経済法令研究会)
- 新連載「企業価値向上のための ガバナンスの整備と不祥事防止① ガバナンスとは何か」(銀行法務21 2021年6月号NO.871 36頁 経済法令研究会)
- 関西金融法務懇談会報告『令和元年改正会社法と実務対応』(金融法務事情2021年1月25日号NO.2154 14頁 金融財政事情研究会)
- 事業再生ADRのすべて[第2版](執筆参加 2021年1月 事業再生実務家協会編 商事法務)
- 「ウィズコロナ/アフターコロナの経営改善支援実践コース」(2020年10月 きんざい)
- 「脱ハンコと登記」(月刊 登記情報2020年10月号(707号)きんざい)
- 「リモート時代の電子契約・承認のススメ」(銀行法務21 2020年10月号NO.862 11頁 経済法令研究会)
- 「連載 改正相続法対応 相続と債権保全Q&A 第3回」 (共著 2020年7月 季刊 事業再生と債権管理 2020年7月5日号夏号154頁 金融財政事情研究会)
- PICKUP法律実務書『裁判IT化がわかる!―民事裁判手続等IT化研究会の報告書を司法書士がやさしく解説』(共著 ビジネス法務2020年7月号 147頁 中央経済社)
- 事業継続に協力することを前提にー債権管理・与信管理にかかる留意点 (共著 新型コロナウイルス影響下の法務対応 中央経済社)
- 特集 実務担当者の「生の声」に学ぶ 債権保全・回収の対応マニュアル (共著 ビジネス法務2019年11月号 54頁 中央経済社)
- 特別企画『債権法改正と与信管理の実務特集』(共著 2019年 「季刊 事業再生と債権管理」夏号NO.165 金融財政事情研究会)
- 与信管理入門 新版―実務に活かせる55のポイント(共著 一般社団法人与信管理協会編 2019年6月 金融財政事情研究会)
- 事業再生研究叢書16 新しい契約解除法制と倒産・再生手続 (共著 2019年4月 事業再生研究機構編 商事法務)
- 実践!債権保全・回収の実務対応――担保の取得と実行のポイント〔第2版〕(共著 2019年2月 中井康之監修 堂島法律事務所編著 商事法務)
- 特集『会社を立て直す』中小企業社長のための事業再生入門―支援協編―(共著 2019年1月 季刊 事業再生と債権管理」冬号NO.163 金融財政事情研究会)
- 法務エッセイ ON&OFF『法律雑誌・法律書からの実践的情報収集術』(金融法務事情 NO.2092 20頁 金融財政事情研究会)
- 特集『会社を立て直す』中小企業社長のための事業再生入門―民事再生を中心に―(共著 2018年 「季刊 事業再生と債権管理」冬号NO.159 金融財政事情研究会)
- 不動産明渡・引渡事件処理マニュアル(共著 2017年 堂島法律事務所編著 新日本法規出版)
- 注釈破産法(上)(下) (執筆参加 2016年 田原睦夫/山本和彦監修 全国倒産処理弁護士ネットワーク 編 きんざい)
- 新基本法コンメンタール 民事再生法(執筆参加 2015年 日本評論社)
- 不動産明渡・引渡事件の手続と書式(共著 2015年 新日本法規出版)
- 事業再生ADRのすべて(執筆参加 2015年 事業再生実務家協会編 商事法務)
- 司法書士のための与信管理講座〔第6回〕与信管理と倒産対応 (共著 2014年 月刊登記情報2014年10月号NO.635)
- 新基本法コンメンタール破産法(執筆参加 2014年 中井康之編集 日本評論社)
- 与信管理入門(共著 一般社団法人与信管理協会編 2014年 金融財政事情研究会)
- 会社更生の実務 Q&A120問(執筆参加 全国倒産処理弁護士ネットワーク編 2013年 金融財政事情研究会)
- 賃料債権の差押え効力発生後に賃貸借契約が終了した場合の帰趨(NBL987号4頁 2012年10月 商事法務)
- Q&A 震災と債権回収・倒産対応(共著 2011年 堂島法律事務所編著 商事法務)
- [特集]震災法務/社内クライアント別Q&A『営業事業部門』BUSINESS LAW JOUERNAL 2011年6月号NO.39 38頁(レクシスネス・ジャパン㈱)
- 債権法改正が融資取引にもたらす影響―債権法改正と金銭消費貸借―(銀行法務21 2011年1月号NO.725 経済法令研究会)
- 新注釈民事再生法【第2版】上巻・下巻(執筆参加 2010年 才口千晴・伊藤眞監修 全国倒産処理弁護士ネットワーク編 金融財政事情研究会)
- 新青林法律相談25 倒産・事業再編の法律相談(執筆参加 2010年 四宮章夫・中井康之監修 青林書院)
- 書式で実践!債権の保全・回収(共著 2010年 商事法務)
- Legal Risk! 債権回収関連(BUSINESS LAW JOURNAL 2010年7月号 NO.27 42頁 2010年5月 レクシスネクシス・ジャパン㈱)
- [法令解説]不正競争防止法の21年改正と営業秘密の管理(人事実務 NO.1080 36頁 2010年5月 ㈱産労総合研究所)
- 販売代理店契約(BUSINESS LAW JOURNAL 2010年1月号NO.22 52頁 2010年1月 レクシスネクシス・ジャパン㈱)
- 誤判原因に迫る 刑事弁護の視点と技術(共著 日本弁護士連合会人権擁護委員会(誤判原因調査研究委員会)編著 2009年 現代人文社)
- 実践!債権保全・回収の実務対応 担保の取得と実行のポイント(共著 2008年 中井康之監修 堂島法律事務所編著 商事法務)
- 解説 改正雇用対策法(月刊就職ガイド「人と採用」2008年新春号16頁 2008年 ㈱ディスコ
- 中小企業の会社法実務相談(一部執筆参加 2007年 大阪弁護士会会社法実務研究会編)
- 解説 改正男女雇用機会均等法(月刊就職ガイド「人と採用」2007年新春号14頁 2007年 ㈱ディスコ)
- 新注釈民事再生法(一部執筆参加 2006年 金融財政事情研究会)
- わかりやすい会社法の手引(一部執筆参加 2006年 新日本法規出版)
- 一問一答改正特別清算の実務(一部執筆参加 2006年 経済法令研究会)
- 新版一問一答民事再生の実務(一部執筆参加 2006年 新日本法規出版)
- 営業秘密の保護・管理Q&A(2006年 労務事情 NO.1092,NO.1093 産労総合研究所)
- 一問一答破産法大改正の実務(一部執筆参加 2004年 経済法令研究会)
- 一問一答改正会社更生法の実務(一部執筆参加 2006年 経済法令研究会)
- 「恐喝」(2003年 季刊刑事弁護第36号57頁)
ひとこと
1996(平成8)年の弁護士登録から四半世紀以上が経ちました。あっという間のことで実感がなく、まだまだ若手の気分ですが、振り返ると多くの積み重ねに年月を感じます。2010(平成22)年に東京事務所を開設し、大阪-東京往復生活に突入してからもすでに10年以上。この間、東日本大震災、新型コロナと、それまでの常識、生活を一変させるような出来事が起こり、経済界においても、企業不祥事が続出したりしています。しかも、立法の動きも速く、次々と改正や新法制定が続いています。過去の知識・経験だけでは太刀打ちできないような時代に生きているわけで、いよいよ「柔軟」さが求められています。そうした時代、みなさまのお力になるために、どうあるべきか。柔軟さ、機敏さを求めるだけでいいのか。考え続けたいと思います。
一層精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。